去年、セカイイチというバンドの岩崎慧さんと作ったMovin’on。そのMVを公開しました!
映像制作はChilly Sourceのwatakemiくんと佐藤海里くんからなるチームtsuchifumazというオシャレの極みのような若者達が担当。
ロケ地は以前ライブもした事のある馬喰町のcitanというお店。地下のバースペースでライブも出来るのだが、それがまた構造も内装もオシャレの極み。「ホントに俺が居て大丈夫なのか!?」ってなぐらいの。
その場の映像チェックの時点であまりにオシャレ過ぎて、これはもはやカフェでビートを作ってるとこを写真撮って「いい感じのが出来た」などと添えてインスタに上げる行為を今から定期的にやる事でこのオシャレに追いつくしかねぇ!と、撮影時に言い続けてました。
結果やってないけど。
引き換えやっぱ慧さんは歴戦のフロントマンなので立ち振る舞いがもうカッコいい(でも「オシャレが追いかけてくる!Bダッシュで」って言ってた)。
watakemiくんも海里くんも「この曲めっちゃカッコいい!」と何度も言ってくれてたし、とても人当たりがいい人達だったので早朝から夜までのハードな撮影もずっと楽しかった。一日中ずっとゲラゲラ笑ってた気がする。
そして仕上がりは観ての通り。観てない人は4回ぐらい観てくださいませ!
ここからはこの曲が出来た頃の話を少し。
この曲が出来たのはまさにコロナ真っ最中。
ライブ関係の仕事が全部ぶっ飛んでずっと家に居たから「これは無限に曲作ってアルバム3枚ぐらいいけるぜ!」と息巻いていた。
ところがビックリするぐらい曲作りは進まない。インプットが圧倒的に足りなくなったのである。
コロナ前は当たり前過ぎて気付かなかったが、頻繁に色んな現場でライブしたりクラブに顔出したり、何なら打ち合わせしに電車であっちこっち行ったりする事が、俺にとってはどうやら大きなインプットになっていたようで。単純に家でサブスクで色んな曲聴きまくるのも分かり易いインプットだが、それと同じぐらい「どっかに出て違う空気に触れる事」そのものが重要だったらしい。
もちろん人によって違うが(現にSTUTSはずっと曲作ってた)、少なくとも俺はそういうタイプだという事がコロナ真っ最中に発覚した。
その少し前から慧さんとは「俺と曲やりましょう」みたいな話はしてたのでそれを最優先で進めたかったものの、作ってはボツっての繰り返しが1ヶ月近く続いた。なるべくバッチリ出来上がった状態で渡したかったが、もう何が正解かよく分からないとこまで来た段階で、まだかなり仮の状態を思い切って送ってみると、
「めっちゃいい!やりたい!」
という二つ返事でok。
それから待つ事1ヶ月。ほぼ現在の完成版と同じ状態のデモがいきなり送られてきた。
ファイル開いて最初にあのサビを聴いた時に「うぉっほ…」って声に出してた。
ここからまた音のブラッシュアップには大分時間を掛けたが、慧さんから貰った刺激のお陰でポジティブな精神で時間を掛ける事が出来た。
そこから芋づる式にモチベーションとアイディアが湧いてきて、構想のみで止まっていたぜったくんとのamyや呂布さんとの高二(一留)のビートも立て続けに作る事が出来たのである。
ホントにあざす!
まだまだビート面だけでも書ける事は沢山あるけども、長いのでそれはまたの機会に。
とりあえず新MV、チェックしてくれ!気に入ったらサブスクでも聴き続けて欲しい。
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