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The Lightが出来るまで② The Light feat.Ei Kikkawa – 完全後付けでタイトル曲になった

二曲目は、ベーシストEi Kikkawaをゲストに迎えたタイトル曲。

またもカズタケさん主催のUTWniteで出会ったミュージシャンで、The Roomiesというめっちゃクールなバンドを率いてる。半端なく凛々しい髭が特徴的な一見マフィアのような出立ちだが、半端なく穏やかで丁寧なナイスガイ(同い年なのに未だ敬語で接してくる)。一緒に演奏する機会が結構あって、彼のベースラインはメロディの如く流暢に動き回る。それでいて過度に主張してこない。そんな俺好みのベーシストなのでいずれ作品には呼ぼうと思っていた。

このトラックに関してはプロトタイプがかなり前に出来ていた。あからさまにローファイにはしたくないけど荒れた質感にしたかったのでビートはMPC2000XLを使用。ドラムループとパーカッションループを始め、リズム隊はかなり賑やかにした。シンセも弾いてないような仮状態で、長い事発表のタイミングがなく眠らせていた。入れるなら今回しか無いって事で改めて作り直していたのだが、自分で弾いたシンセベースがイマイチ地味で行き詰まっていた。「そうだ!えいちゃんに頼もう!」という事で、もはやメロディラインなのかってぐらいグイグイ弾くようにお願いする事に。連絡したら速攻で快諾してくれて弾いたデータを送ってくれた。

ふぉお…めっちゃいい。めっちゃいいからこれはベースにするには勿体ないんじゃないかと。もはや上モノとして、いや主役のメロディとして使う方がいいんじゃないかと。そう思って元々入れていたシンセベースと同時に鳴らしたら案外成立した。一応えいちゃんに聴いてみてもらう。

俺「これアリかな?」
えいちゃん「めっちゃカッコいいじゃないですか!」
俺「そもそも俺のシンセベース当たってない?大丈夫?」
えいちゃん「当たってないですよ!」

時々自分の音感が疑わしくなる不安をえいちゃんに優しく受けてもらいながら、歌うようなベースをメインメロディにする方向に決定。あんまプロデューサー感の無い俺。それを想定して作った曲ではなくさすがに他の音に埋もれるのでオクターバーを掛けてみたら、大体今の形になった。オクターバーで発生した高音だけに更にエフェクト処理をしたら、ベースと全く同じフレーズをオルガンで弾いてるみたいた質感になった。ゆったり聴けるけど華のある感じに。

曲が完成してもずっと仮タイトル(また適当につけてた)のまま進めていて、何ならマスタリング終わって納品する段階になって曲名とかを打ち込んでる最中にふと「これが”The Light”って事でいいんじゃないか」と過った。アルバム全体のムードであるぼんやりした光みたいなイメージ。人に「The Lightってどんなん?」って言われたらこの曲を聴かせて「大体こんなん」って言えるような感じだと、楽曲情報をメール送信するかしないかのタイミングでふと思った。遅っ!!

今後ライブでも、中盤のゆったりしたい時間で演奏していくであろう。無機質なループを生々しい曲に変えてくれてありがとうえいちゃん!

KO-ney – The Light

1 Movin’ on ft.岩崎慧(セカイイチ)
2 The Light ft.Ei kikkawa(The Roomies)
3 高二(一留) ft.呂布カルマ
4 Anger
5 Krush ft. DJ Hiroking(Bron 2 Funk)
6 amy feat.ぜったくん
7 Circulate KO-ney&STUTS
8 春はまだか ft.KMC
9 Blue Moment ft.Tamotsu LeftGroove

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