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The Lightが出来るまで④Anger – ネガティブな感情をアウトプットしたらそれを飲み込んだ

唯一完全客演無しのソロ曲。
タイトル通り怒りの感情を音にしたらこんな曲になった。

作ったのはコロナ入ってしばらくしてから。恐らく世界中で色んな形の負の感情が渦巻いてた頃。この時ほど言葉を使うアーティスト達が羨ましく思った事はない。自分が今思ってる事をダイレクトに言葉にして、それを作品としてアウトプット出来るのっていいなぁ、と。俺が曲作る時は厳つい曲だろうが暗い曲だろうが基本的に「これカッコいいぜ!楽しいぜー!イェー!」ってテンションで作ってるので、感情を表現しようとして作った事はあまりない。好きな景色とか絵面みたいなのは曲にしても、「失恋して悲しい」みたいな直接の感情を曲にした事はない。でもこの曲の時は、イラついてたり今にもブチキレそうな感情を何とかアウトプットしたくて作った。全部ぶっ壊したくなるような激しい感情を形にしてみたくなった。

そんな中でも一応「サウンド的にはこんな曲にしたい」みないなのはあって。10代の頃ハマっていたPrefuse73の「The End of Biters」のアホみたいに激しくサンプルぶった切ってる感じをやりたかった。最初から最後までダッシュで駆け抜ける感じもまた良し。この疾走感と荒々しさは今の心情を表現するのにぴったりだ。

自分の耳がぶっ壊れそうになるようなブレイクビーツを組んで、バラバラにしたジャズのピアノソロにコンプを思いっ切り掛けて連打した。そりゃもう連打した。今思うと怒りの表現という事を若干履き違えてた節がある。

だけど、そんな風に曲を組み上げてく内に楽しくなって来て、何日かその曲に向き合ってる内に少しずつイラつきとブチ切れそうな感情が和らいでいった。音量メーターが赤ギリギリぶっちぎりになる程やかましい曲を前にして「馬鹿じゃねぇの(笑)」って感じでちょっと前の自分を見て笑ってた。

とは言えそれ以降も世の中は相変わらず。ライブ仕事は入らないし、頼んでないマスクも来れば、知ってるライブハウスがまた一軒潰れてる。ネガティブな感情が無くなる訳がないのだが、むやみに怒りを探しにSNSを開く事だけは無くなった。プロセスはともあれ結局のところ俺の怒りはこの曲に飲み込まれた形になった。

ちなみに仮タイトルは”clock”。この世相で止まってしまった時間を自ら動かしいやカッコ付け過ぎだからストレートにangerでいいじゃんという流れで今のタイトルになった。ライブではプロトタイプの状態で結構やっていたので、先日以前からライブを観てくれた人から「あれAngerって曲名だったんですね!」と言われた。ごめん、その段階ではまだ”clock”だったわ。客演曲は完成するまでライブで披露する事は当然無かったが、この曲とKrushだけは今まで通りライブで何度か試しながら少しずつ完成していくような形で作っていった。

ネガティブな感情から生まれた曲ではあるが、その感情を聴く側にまで届けたかった訳ではないので、聴いてたら自分が強くなったような気分になるぐらいのテンションで聴いてくれたら嬉しい。

KO-ney – The Light

1 Movin’ on ft.岩崎慧(セカイイチ)
2 The Light ft.Ei kikkawa(The Roomies)
3 高二(一留) ft.呂布カルマ
4 Anger
5 Krush ft. DJ Hiroking(Bron 2 Funk)
6 amy feat.ぜったくん
7 Circulate KO-ney&STUTS
8 春はまだか ft.KMC
9 Blue Moment ft.Tamotsu LeftGroove

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